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上場会社・上場準備会社（または公認会計士監査を受けている会社）向けサービス

□　ＩＦＲＳ導入支援

　2010年3月期より一部の国際的な財務・事業活動を行っている上場企業の連結財務諸表についてはＩＦＲＳの任意適用が認められ、2015年ないし2016年には全ての上場企業について全面適用されることがほぼ確実と言われています。　しかしムービングターゲットと言われるように、ＩＦＲＳそのものが最終的にどのような形になるか固まっていない部分があり、このような中で、ＩＦＲＳへの準備を行う必要があります。
　現状では多くの大小コンサルティングファームが導入支援に名乗りを上げており、その中には海外での連結システムの導入実績をベースに、会計のみならず管理面までも高いレベルでＩＦＲＳに対応していこうとするものまであり、一度の仕訳入力でローカルＧＡＡＰとＩＦＲＳの両方の処理を行う二重帳簿までもがラインアップされてるようです。　
　　しかし大切なのは会社の実情に合わせて効果的な対応を行うことです。業種・業態あるいは会社の実情に照らして、重要な項目にＧＡＡＰ differenceがあり、量的・質的な面からどうしてもシステム対応が必要な場合もあります。あるいはいくつかの簡単な調整仕訳で対応が可能かも知れません。　　
　IFRSの概念フレームワークに照らして、自社（連結子会社も含めて）内でどのような対応が必要になるかを見極めることから始める必要があるのです。